「自分で自分を助ける」という考え方 〜セルフケアということば〜

自分語り

はじめまして、katasumiと申します。
公認心理師・臨床心理士として普段はカウンセリングや心理検査など、人の心に関わる業務を行っています。

セルフケア、という言葉があります。

私が仕事として行っているのは、クライエント、つまり他の人の心のケアです。逆にセルフケアというのは、自分のケア、すなわち「自分のことを自分で助ける」ことを意味します。

※ケアにはいろいろなものがありますが、ここでは「心に関するケア」に限定させていただきます。

UnsplashLinkedIn Sales Solutionsが撮影した写真

カウンセリングの仕事をしていることを人に話すと、「カウンセリングってとてもストレス溜まりそうだから、自分の心のケアとか上手なんでしょ?」と言われたりします。
他人の心のケアができるなら、自分の心のケアもできて当たり前。そんなイメージがあるみたいです。

しかし、カウンセリングができるからといって、カウンセラーが常に自分の心をケアできているかというと必ずしもそうではないことが多いです。

カウンセラーとしての業務を一生懸命こなす一方で、無理し過ぎて体調を崩してしまうカウンセラーの方もいます。これはカウンセラーだけでなく、人を支援する職種の方には多いように思われます。

私自身、自分の心のケアがとても下手でした。
頑張り過ぎた…とはあまり思っていないのですが、仕事をするうちに自分を追い詰めてしまい、段々と仕事をしていること自体に申し訳なさを感じたりして、一度はカウンセラーという仕事を辞めてしまった経験があります(今はまた続けていますが)。

そして「カウンセラー」を離れて別な仕事をしていましたが、「もうカウンセリングの知識や技術を使うことはないんだな」と思った時、何だかとても寂しく、悲しくなりました。
それなりに一生懸命学んだことが活かせず、このまま錆びついていくのは自分の中でとても抵抗がありました。

UnsplashEsther J Leeが撮影した写真

そんな時にふと、「じゃあ、今度は自分のために知識や技術を使えばいいんじゃないか」と思いつきました。

自分で自分を助けるセルフケアという言葉は知っていましたし、そのための知識もそこそこ持ち合わせてはいました。
とはいえ自分のために知識や技術を使うということをこれまであまりしてこなかったので、もう一度勉強し直す必要がある。

それからというもの、心のケアに関する研修や講習で興味の湧いたものを片っ端から受けることにしました。
もちろんそういった研修は今までも受けてきてはいましたが、自分に使うことは第一に意識はしていなかったので、同じ内容でも新鮮に学ぶことができました。

色々と学ばせていただいた中で、最後に残ったのがマインドフルネスとセルフコンパッションでした。この2つに関しては今でも継続して実践したり、勉強会に参加しています。

UnsplashTyler Lastovichが撮影した写真

そしてこれまで実践してきたセルフケアの知識や技術を、他の方の役に立てたいな、と思うようにもなりました。

今では大分自分のケアができるようになってきましたが、以前の私は辛い気持ちをずっと抱えたまま耐え続けて仕事をしていたので、本当にしんどかったです。

そのころの私のように、自分自身の辛い気持ちをどのようにケアしていいか分からない人に対して、私自身の体験をお伝えして、このブログを読んでくださる方の気持ちが少しでも楽になればいいな、と思います。

※もちろん本当に気持ちが辛くて、普段の生活もままならないような状態であれば、医療機関などで診てもらうことをお勧めします。

長くなりましたが、これから皆さんの役に立てるような記事が書ければと思っています。

よろしくお願いします。

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