退職して気づいた私なりのはたらき方

自分語り

この記事で伝えたいこと

「できないことはまず認めて、その上でどうするかを考えることが大事」

そして私は先生になった

心理職を離れた後、私は専門学校で教員として心理学を教えることにしました。

元々教育学部の出身だったこともあり、またカウンセラーをしていた時にも外部の研修会に講師役として講義を行った経験から、自分でも教えることはできるのかな、と思いました。

それに、単なる「心理学の先生」ではなく、実際にクライエントに対してカウンセリングを行ってきた経験はそれなりにあったわけで。

実経験を通して得られた知識を、学生に教えるのは大変意義のあることで、しかもそれができる人ってそんなに多くないじゃないかな、と思い至りました。

臨床心理士の資格を持ってる人って、一般的にはそんなに多くはないと思ったので。

そして実際に教員として働いてみると、もちろん大変なこともたくさんありましたが、人に知識を伝えるのは結構好きなことに気づきました。

ある意味で向いていたのかもしれません。

元々は(臨床)心理学の専門家だったわけで、学生が学ぶような基本的な内容であれば大体わかりましたし。

それをどう学生にわかるように伝えるかを考えるのは、カウンセリングをしていた時から意識していたことにも繋がっていました。

クライエントさんに何かを伝える時、まずちゃんと伝わっているかどうかを常に意識するのはカウンセリングのとても大事な部分だったので。

カウンセラーの仕事を離れてどうなるかと思いましたが、結構順調に仕事ができていたと思います。

仕事を離れて気づいたこと

カウンセラー業務を離れて気づいたのは、あのときの悩みは果たしてどこまで適切だったのか、ということでした。

あの頃は自分が向いてないだとか、役に立っていないとか、そんなことばかり考えて過ごしていましたが。

改めて振り返ってみた時に、「何もできていない」というのは自分の思い上がりだったような気がしてきました。

大きなことはできていなかったかもしれないけど、ちょっとしたことでお礼を言われたり。

少しだけだけど、うまくできたと思う仕事もあったり。

そんな風に考えるようになりましたが、一方でこれは単なる自分の都合のいい解釈かもしれないとも思っていました。

自分の頭の中では何とでも考えられますし。

でも、仕事を離れてから過去の職場の同僚と会う機会が何度かありました。

そこで色々話を聞いた時に、「katasumiさんがいて良かったこともあるんだよ」と話してくれました。

それは私と関わった人が私のことを評価してくれていたり。

私が思い悩んでいたことに気づきつつも、それをフォローできなかったことを今でも悔やんでいると言ってくれる人がいたり。

それを聞いても素直に受け入れられない自分もいたんですが(本当にネガティブ)、それでもそんな風に考えていた人もいたんだな、と少し驚きました。

でも、「実はできていたこともあった」よりも大切なことは…

ただ、これは別に「実はしっかりできていたんですよ!」ということが書きたいのではなくて。

改めて色んな人と話したり、前の職場から離れて気づいたのは。

自分の考えが、実際の事実や周りの評価ととてもずれていたということでした。

私は私のことをずっとだめだと思っていました。もちろん良くない、できていないこともあったわけですが。

でも周りは多分私ほど、私のことをダメだと思っていなかったんですよね。

これこそが一番よくなかったんじゃないかと。

できているところ、うまくいったところを全部否定して、ダメと決めつけて。

私の場合は、それが自分を苦しめることにしか繋がらなかった。

でも、もしも私がそこで色んな人に話を聞いて、「自分はダメだ」という考えからも少し離れられたとしたら、もっと違う考え方ができていたんじゃないのかなぁ。

それがその頃の自分に必要なセルフケアだったのかな、とも思いました。

もちろん環境を変えたからこそそこに気づけた、というのもあると思います。

でも、そこに気づけたからこそ、また自分がやりたいことをするときに何に気をつければいいのかということを考えるきっかけになったと思います。

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