カウンセラーの向き・不向き②

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昨日の記事の続きです。

10年以上カウンセラーをしてたどり着いた結論

昨日の続きの記事ではあるが、まずは結論から。

大学院で「向いてない」と言われ続けて、その後もカウンセラーの仕事を続けてきたけど、最終的な結論としては自分はカウンセラーに「向いてない」と思う。

大学院を出た後は医療機関で心理職として、カウンセリングやら心理テストやらの仕事を続けてきたが、ハッキリ言って仕事ぶりとしては良くなかったと思う。

周りの心理職と比べても理解が遅く、カンファレンスやケースの見立ての話などをしていても同僚や上司の話についていけないことが多かった。

研修会にも何度も参加しても、それを実際の場面で活かせていない。

カウンセリングが終わったとき、果たして自分は何ができたのかと考えても何もできてない気持ちが強い。

元々強く「向いてない」と言われた中でその仕事をしている後ろめたさがあり、仕事自体がうまくいかないこともあって、仕事を続けることは本当にしんどかった。

そもそもよく10年以上続けられたと思う。

やってて良かったと思ったことも一度もなかった。

結局、10年以上前に言われたことを認められないまま、しんどい思いが積み重なっていった。

じゃあ、どうするか

正直に行って、今後もカウンセラーの仕事を続けていくかどうかは迷っている。

向いてない、ということは分かった。

でも、10年間この仕事しかしてこなかった。

そのツケが溜まっていて、別な仕事といってもどうしたらいいかわからない。

全く別な仕事をしてもいいのかもしれないが、あまり現実的ではない気がしている。

もう少し「向いてない」ということを細分化して考えてみる必要がある。

私はカウンセラーの仕事は10年以上、ずっと医療機関で行ってきた。

医療機関での心理職の仕事はある意味ベーシックというかスタンダードというか、「カウンセリング」と「心理テスト」がメインの仕事である。

しかし心理職の仕事は医療職以外にもある。

スクールカウンセラーのように教育機関で務めることもあれば、産業分野や福祉分野で働くこともある。

そういった働くカタチを変えてみるのも手なのかもしれない。

でも、正直に言えばそんな風に目先を変えたとしても、結果としては変わらないのかもしれない。

結局はまた「向いてない」という呪いのような言葉をずっと持ち続けて、悩み続けるのかもしれない。

いずれにせよ、少し働き方を考える時期に来ているのだと思う。

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