ストレスに対しては具体的に行動することが大切
なんか心理学のサイトみたいな書き出しになったけど、相変わらず自分の体験の話。
昨日上司に厳しく注意されたことがあって凹んだのだが、それに対してどう対応したかについてまとめてみる。
上司に注意されるというのは私にとってストレス要因(ストレッサー)なのだが、これに対する対応はいくつかあって。
まずやったのは、それ以上悩まないようにすること。
私はぐるぐると考え続けてどんどん落ち込んでいくタイプなので、まずはそれを止める必要があった。
それで私がやったのは、単純作業をする、ということ。
ちょうど別件で仕事のマニュアル作成を頼まれていたので、それをひたすらPCで作っていくことにした。
私はこういうPCでの単純作業が好きなので、特にエクセルで表を作成するとなると平気で時間をかけて作ってしまう。
これも良し悪しなのだが、今回みたいな考えずに集中できる作業が必要なときにはうってつけだった。
実際にやってみると、無心で作れるので手は動きつつもそれ以上注意されたことについて考え続けることはなかった。やってるときは気持ち的にも楽。
こういう作業を常にひとつは用意しておくといいかも知れない。
帰宅してからの対処
とはいえその場しのぎな対応でもあるので、やはり収まらないところはある。
なので家に帰って、家族に打ち明けてみることにした。
私の個人的なやり方として、ちゃんと話を聞いてもらいたい時は家族に「悩みを聞いてほしい」と伝えたうえで、そのための時間を取ってもらえるかどうかを確認するようにしている。
それなりの悩みなので、できれば「ながら」で聞いてほしくはないし、自分としても話すにはちょっとエネルギーが必要(嫌なことを思い返さないといけないから)なので、場を整える事が必要。
OKをもらったので、話す。
話す時はやっぱり嫌な気持ちになるけど、必要な痛みだと思って、まとまらなくてもいいからとにかく話す。
家族は割と自分の味方になってくれることが多いので、私にとって都合がいいというか、かなりの援護射撃?をしてくれる。
そういった自分を無条件に肯定してくれる発言は、聞いているととても安心する。
私はとにかく自分を責めがちなタイプなので、そこに自分を肯定してくれる意見がもらえるととてもありがたい。
ただ、このとき一応意識しているのは、その意見を採用しすぎないということだろうか。
家族はあくまで私の味方なので、私にとって助かる発言をしてくれることがほとんどだが、これは身内びいきになるところもあると思っている。
もしかしたら客観的に見たら、自分が悪いところもあるのかもしれない。
なので、家族の意見はありがたく受け取ったうえで、「そういう考え方もあるんだな」という感じで受け取る。
そうすると自分を責めがちな考え方だけでなく、別な考え方も持つことができるので、気持ち的にも楽になるし、少し俯瞰でものごとを見れる感じになる。
信頼できる人に悩みを相談することは、とっても大事。
その他にも対策はたくさん立てておく
ストレスへの対処行動をコーピングというのだが、このコーピングはとにかくたくさんあればあるほどいい。
というわけで、それ以外にもいくつか自分なりにどうすればいいかを考えて、実行するようにしてみる。
・カウンセリングでこのことを相談し、今後どうしていけばいいかの対策を立てる
・(心理職を続けるかどうか悩んでいるところもあるので)転職活動をできる範囲でやってみる
・長年やり続けてきた瞑想(今回やったのはセルフコンパッション)をやってみる
・デザートを食べる
・漫画を読む
などなど。
大事なのはとにかく実行してみること。
悩んだりすると止まらなくなってループするところもあるので、まずはできることをやってみる。
もちろんそこまでの元気がなければ体を休めることが最優先だけど、できることがあるのであればとにかくやる。
動いてるときのほうが、気持ち的には楽。
心理学だけでなくてなんかいろんな情報発信者が言ってることではあるけれど、カウンセラー的にも大事なことだと思う。
以上、そんな話でした。
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