2次元とセルフケア 〜2次元の言葉を心のセルフケアにつなげて掘り下げてみる〜

セルフコンパッション

少し変わり種記事ですね。

この記事で伝えたいこと

「ゲームや漫画のキャラクターのセリフに助けられたことってありません?」

あなたを助ける「言葉」を見つけよう

私はゲームや漫画が好きで毎日のようにそれらに触れている(最近あまりゲームできてないけど)のですが、そこで出てくる言葉にとても共感してしまう時があります。

もちろん共感できる言葉は人によって違うと思うのですが、時にそれらの言葉が自分が辛い時の助けになることもあるのではないでしょうか。

私の場合前職で辛い思いをしていた時に、ゲームや漫画、または実在する偉人の名言をまとめた動画をYouTubeやニコニコ動画などでよく探していました。

名言といっても様々な意味合いのものがあるのですが、私がよく探していたのは「優しい言葉」。

辛い自分にかけてあげて、少しでも気持ちが楽になったり、慰められるような言葉を探していました。

別に自分じゃなくて、周りから優しい言葉をかけてもらうのでもいい(というか、そっちの方が効果的であることが多い)んです。

でも、常に他者が自分の辛い状態に気づいて、自分が望むような「優しい言葉」をかけてくれるとは限りません。

辛い時に自分が辛いということを一番理解できるのは自分だと思いますので、その時に自分でかけてあげる言葉を用意しておくことはとても重要だと思います。

ゲームの言葉を今、自分なりに意味付けしてみる

以前やっていたゲームに、「パルフェ」というゲームがあります。

恋愛ゲームで、ざっくり言うと主人公の大学生がカフェを運営していきながら、そこで働く女性との仲を深めていくゲーム…だったと思います。

ライターが丸戸史明さんで、「冴えない彼女の育てかた」の作者の方ですね。

私がこのパルフェというゲームをプレイしたのはそこそこ前ですが(上のリンクはリメイク版ですね)、その時にとても印象に残った言葉がありました。

お前の周りの世界は…
お前が考えるよりも…ちょっとだけ優しいんだ

パルフェ -Chocolat Second Style- より

実はこのセリフ、どういう場面で使われたのかをちょっと覚えていません(笑)

ですが何となく頭の中に残っていて、セルフケアの勉強をし始めた頃によく思い出すようになりました。

私は失敗した時によく自分を責めてしまうことが多いタイプです。

「ああ、なんでこんなことしてしまったんだろう」

「本当に自分はダメなやつだ」

「俺ってバカだなぁ」

「すごく恥ずかしい。こんな失敗するのは自分だけだ」

などなど。

考えてるととても辛くなることばかり考えてしまいます。

そして、こういう時って自分だけでなく周りの人もきっとそう思っている、といつの間にか考えています。

そうなると余計に辛くなります。自分だけでなく、周りの人も自分を責めているのだから。

でも、最近このゲームのこの言葉を何となく思い出した時に、ふと思うんですよね。

私の周りの人たちって、そんなに厳しいことを考えるんだろうか、と。

自分の考えていることは、周りの人の考えと同じものなんだろうか。

もちろん私が自分を責めるように、私のことを責めている人もいるかもしれない

でも、私の周りの人たちの中の何人かは、責めるほど厳しく思っていないような気がする。

少なくとも何人かの人は、私に優しく接してくれることもある。

もちろん本当に他の人がどう思っているかなんて分からないけれど、もしかしたら私が思うほど周りは私のことを責めていない。

そういった可能性もある。

そんな風に考えることができるようにもなりました。

ここで大事だと思うのは、別に「絶対に私のことを責めていない」なんて思えるようになることじゃなくて、「自分が思うほど責められていないかもしれない」という別の考え方もできるようになることなんだと思います。

どんな言葉でもいいから、自分の味方になる言葉を見つけよう

というわけで私にとっての「優しい言葉」を紹介してみましたが、これらが皆さんにとっての「優しい言葉」になるかは分かりません。

もしかしたらあまり響かない方もいるでしょうし、何か感じられる方もいるかもしれません。

大事なのは、自分にとって優しさを感じられる言葉を見つけることだと思います。

別にゲームでもアニメでもドラマでも、音楽の歌詞でもいいと思います。

辛くなった時に、自分を支えてくれる、勇気づけてくれるような言葉を見つけておくと、自分の助けになるかと思います。

今後も私にとっての「優しい言葉」をいくつか紹介していこうと思いますので、良ければまた覗きに来てください。

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