辛い気持ちには逃げるよりも「少しだけ触れる」がいいらしい 〜しんどい瞑想〜

マインドフルネス

この記事で伝えたいこと

「辛い気持ちは逃げると『保留』になって、少し触れると『和らいで』いく」

辛い気持ちになんて触れたくない

当たり前の話ですが、辛い気持ちになった時、そのことなんて忘れたいと思いませんか?

仕事で起こった嫌なこと、人付き合いで傷ついたこと、うまくできなくて落ち込んでしまったこと…

こういった嫌なことは、終わってしまったら忘れたい。それ以上考えたくない。

今だけでも、忘れてしまいたい。

そんな風に考えることは自然なことだと思います。

だからそれが過ぎ去って、自分にとって安全な場所に帰った時、それを忘れる(または切り替える)ために、自分なりの対処をするわけです。

それが人によっては誰かと話すことだったり、本を読むことだったり。

料理をすることだったり、ゲームをすることだったり。

美味しいものを食べることかもしれません。

何でもいいんですよね。

それで気が紛れるのであれば、それで十分です。

それ以上、特に何か特別なことをする必要はないと思います。

気持ちの切り替えができているということなので。

でも、時には辛い気持ちが続いてしまって、切り替えたくても切り替えられない時もあります。

好きなことをしているのに、頭から嫌なことが離れない。

好きなことをしていても、どこか気持ちが落ち着かない。

時々蓋が開くみたいに、その時の状況が頭の中に浮かんでしまう。

そんなことはないでしょうか。

もしもできるなら、瞑想を通して辛い気持ちに触れてみる

そんな時には私は自分の感じている辛い気持ちに、瞑想を通して少しだけ触れてみることがあります。

自分にとって安全な場所を確保して、少しだけ時間をとってみる。

そして瞑想しながら、まずは呼吸に意識を向けてみる。

すると、色んな考えが浮かんできます。

その中で自分が感じている辛いことに関することや、辛かった出来事そのものを思い出すことがあります。

でもその浮かんできた嫌な気持ちや考えに、少しだけ触れてみる。

そしてある程度触れたら、また呼吸に意識を戻す。

これをひたすら繰り返します。

その中で、自分の感じている辛さがどういったものなのかを感じることもできたりします。

そうすると、すごく辛いだろうと思っていたことが和らぐというか、少し小さく感じたりすることもあるんですよね。

もちろん辛いことは辛いんですが、考えないようにしていた時に想像していたものよりも小さくなるというか。

触れたからこそ分かるもの、という感じなんでしょうか。

ただし、思い返した時に本当に辛くなってしまって耐えられない時は、無理せず瞑想をやめたりします。

あくまで自分のケアのための時間なので、無理はしない。

まあ、どっちみち辛い気持ちに触れることはしんどいことなのであまりやりたくはないんですけどね…。

ただ、触れてみると逆に思い出さないようにしていた時よりも気持ちがラクになることが多いですね。

「嫌だけど逃げてても辛くなるだけだし、一回時間とって触っとくかー」みたいな感じです。

あえて辛い気持ちに触れてみる。

私のセルフケアの方法の一つについて書いてみました。

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